ゴジラ映画の魅力を考えたら意外なものが思いついた

ゴジラ部部長です。

人はなぜこんなにもゴジラ映画に魅了されるのでしょうか?
様々な方向からの考えがあると思いますが、今回は一つ思い立ったことがあります。

ゴジラ映画の魅力の一つ、それは「オープニング」です。
毎回様々なオープニングで始まりますが、このオープニングこそがゴジラ映画の大切な見どころの一つだと考えています。

それでは今回はそんなゴジラ映画のオープニングについてお話していきます。

ゴジラ映画オープニングの歴史

ゴジラ映画の歴史はイコールオープニングの歴史と言っても過言ではありません。
それでは区切りが良いようにシリーズ毎でオープニングを検証していきましょう。

昭和シリーズ

まずは第一作の「ゴジラ」(1954)ですが、初めに「賛助 海上保安庁」とクレジットされた後に東宝ロゴとゴジラの足音、「ゴジラ」のタイトルが出現するとゴジラの鳴き声が響き渡ります。

「賛助 海上保安庁」というクレジットが時代を感じさせますね。

その後にはスタッフ・キャストロールがゴジラの鳴き声や足音と共に出てきます。
そして再生を進めるとご存知「ゴジラのテーマ」が!

 

まだゴジラが登場していないので、足音と鳴き声で観客に様々な想像をさせてもらえそうなオープニングです。

その後「ゴジラの逆襲」や「ラドン」などは、タイトルのバックに登場怪獣の鳴き声を入れているようです。

「キングコング対ゴジラ」以降は東宝ロゴから音楽がかかりタイトルが表示されスタッフ・キャストのテロップが表示されるパターンがほとんどとなっているようです。

ただし、徐々にタイトルが出るタイミングが遅くなり、タイトルが出る前に導入場面があることが多くなってきます。

音楽は毎回違いますが、印象に残るのはやはり「ゴジラ対ヘドラ」の「かえせ!太陽を」がインパクト強いです。バックに映る大量の汚染物と共に衝撃的なオープニングですね。

水銀コバルトカドミウムナマリ硫酸オキシダンシアンマンガンバナジウムクロムカリウムストロンチュウム…

VSシリーズ

VSシリーズの初めは「ゴジラ」(1984)です。こちらは「ゴジラ」の文字のバックに三原山の溶岩の様子が映し出されてそのままキャストテロップとなっています。

さすがに大人向けとして作られたゴジラ映画ですので不気味な感じで始まります。

「ゴジラVSビオランテ」ではゴジラに対する警戒体制をパソコン上の文字で説明し、ゴジラ細胞のアップ(顕微鏡で見るくらいのミクロなもの)から段々とズームアウトしていき、ゴジラ本体になったところで、タイトルとなっています。
この作品の要である「G細胞」の設定がよく表現されているオープニングです。

更に「ゴジラ」(1984)の続編であることが分かりやすいように、前回の場面が少し流れます。

このようにVSシリーズでは昭和シリーズよりもさらに導入場面が凝ってきているのが分かります。

この導入場面で一番長いのは「ゴジラVSデストロイア」です。
ゴジラが香港を破壊している間にスタッフ・キャストのテロップが表示され、「ゴジラ」(1954)と同じ「ゴジラ」のみのテロップが出た後に「ゴジラVSデストロイア」のテロップに変化します。

こうしてオープニングだけ観ても「ゴジラVSデストロイア」がいかに初代ゴジラを意識して作られていたかが分かりますね。

ミレニアムシリーズ

続いてミレニアムシリーズです。タイトル前の導入場面では、ゴジラ予知ネットワークを主宰している篠田とその娘イオがゴジラの動きを予言する場面から始まり、実際に北海道根室市にゴジラが出現したところでタイトルとなっています。

「ゴジラVSメガギラス G消滅作戦」のゴジラは初代ゴジラと同じ個体とされており、オープニングではミレニアムゴジラの姿かたちのゴジラが、1954年に東京を襲っている場面から始まります。

その後1966年に、再びゴジラが東海村に出現し、原子力発電所を破壊。
それにより日本政府は原子力発電を永久放棄するのですが、それについて議論している国会の様子は何故か初代ゴジラに似ている場面となっています。女性の議員が激高している場面はほぼ同じです。

初代ゴジラと同じ個体であることと合わせて、「ゴジラVSメガギラス G消滅作戦」もかなり初代ゴジラを意識した作りとなっていますね。
その後、再びゴジラが現れ自衛隊と戦う場面でテロップとなっています。

ミレニアムシリーズでは作品毎に世界観が違っているので、導入場面でもそれぞれの個性がみれて、面白いです。

タイトルの表示方法もCGを使い、これまで以上にインパクトがあるものとなっています。

シン・ゴジラ

国内実写化の最新作である「シン・ゴジラ」のオープニングはどんな感じかというと…。
初代ゴジラを完全に躊躇したものとなっています。

東宝のロゴが2回表示された後に、ゴジラの足音がしていき、タイトルと同じタイミングでゴジラの鳴き声が響き渡ります。

ゴジラ映画オープニングベスト5

オープニングの歴史を振り返ったところで、オープニングベスト5を発表していきます。
完全に好みの問題になってはいますが、是非ご覧ください。

第5位

「シン・ゴジラ」

作品はかなり評価されています。オープニングはそんなに凝ったものではないのですが、初代ゴジラを意識して作られたということと、「映倫」の表示の仕方に初見でやられてしまいました。

これまでのゴジラ映画と違い、タイトルまでに導入場面を入れていないのも新鮮でしたので、5位としました。

第4位

「ゴジラVSキングギドラ」

続きまして第4位はこちらです。

作品としてはそんなに好きではないのですが…。オープニングでの会話「キングギドラがゴジラと戦ったと言うのか?」「そうです。20世紀の終わりに…」からのタイトル!
すごくカッコいいです。その後未来人が東京の街に現れる場面も上がりますね。

「ゴジラVSキングギドラ」はエンディングも好きなんですけど、中身はあんまり…。という不思議な作品となっています。

第3位

「ゴジラ」(1954)

第3位となってしまいますが、初代ゴジラのオープニングは排除できません。

その当時ゴジラの姿を観ていない観客には衝撃的なオープニングだったのではないでしょうか。

今観てもゴジラの鳴き声、足音、ゴジラマーチの重厚な雰囲気ととても楽しませてもらえます。

初代ゴジラ未見の方は是非観て下さい。

第2位

「ゴジラ FINAL WARS」

第2位にはファイナルウォーズのオープニングを入れさせてもらいます。
評価が別れている本作ですが、個人的にはオープニングを含め好きな作品です。

ゴジラのテーマ曲と共に始まり「田中友幸・本多猪四郎・円谷英二に捧ぐ」というテロップが出る場面で、すでに号泣してしまいます。

更にはゴジラを轟天号が南極に閉じ込め、世界観の説明。そのまま過去のゴジラ作品のダイジェストとなります。
ダイジェスト場面ではとにかくゴジラが街を破壊している場面のオンパレードです。ゴジラじゃない方も交じってますが…。

ここの場面で流れるゴジラのテーマ曲をアレンジしたものがすごく良いです!
ゴジラのテーマ曲をここまで編曲したオープニングは他になく、衝撃的なオープニングでした。

第1位

「ゴジラVSメカゴジラ」

1位はなんと言ってもこの作品です。
メカゴジラが開発されるまでの経緯が説明されて、徐々に重厚な音楽にのってメカゴジラが姿を表していき、そしてあの名曲!

最高じゃないですか!?
個人的にはゴジラ映画どころか今まで観た映画の中でも一番好きなオープニングです。

ちなみにこの曲は「シン・ゴジラ」のエンディング曲としても使用されています。
「シン・ゴジラ」のエンディングは4曲使われているのですが、この曲は一番最後に流れます。

リアルタイムでシン・ゴジラを観たときはラストの絆聴く為だけに1800円払っても良いくらい興奮しました。

まとめ

今回はゴジラ映画のオープニングについてお話しました。

やはり最初から乗れるオープニングだとその後も楽しめることができるので、ゴジラ映画の中の大切な魅力の一つだということが分かってもらえると嬉しいです。