怪獣大戦争(1965)ネタバレあり感想【ゴジラ検定に向けて⑥】

ゴジラ部部長です。

ゴジラ検定に向けて第6回目、今回もゴジラ映画の観なおしをしていきます。

今回選んだ作品はこちら!

怪獣大戦争(1965)

久しぶりにこの曲を聞きたくてセレクトしました。

怪獣大戦争マーチです。似た曲である宇宙大戦争マーチより若干テンポが速い曲となっています。
シン・ゴジラの本編では宇宙大戦争マーチ、エンドロールでは怪獣大戦争マーチが流れています。

よく似ている宇宙大戦争マーチ。

【怪獣大戦争】作品情報

1965年12月19日公開

カラー、シネマスコープ(東宝スコープ)
94分

製作:田中友幸
監督:本多猪四郎
脚本:関沢新一
音楽:伊福部昭
特技監督:円谷英二
キャスト:宝田明、ニック・アダムス、水野久美、沢井桂子、久保明、土屋嘉男

引用:「ゴジラ検定」公式テキスト

公式テキストを引用です。

スタッフ・キャストを見ると油がのってる時期って感じがしますね。

それでは今回も検定に向けて鑑賞していきます。

※完全ネタバレの記事となっています。まだ作品を観ていない方はご注意ください!

「怪獣大戦争」観ながら感想

~オープニングからゴジラ登場まで~

早速怪獣大戦争マーチやぁ!
セレクト正解です。

196X年の話となっています。

X星に向かっている富士一夫グレン・ニックP-1から地球連合宇宙局に連絡する所から始まります。

さそり座のアルファ星に向かって…などなど説明ありますが、さすがに中級検定では出ないでしょう。

富士の妹の富士ハルノも登場します。ハルノの恋人の鳥井哲男について兄と喧嘩をしているようです。

X星は木星の13個目の衛星となっています。
X星から怪電波が送られているようです。

鳥井哲男は発明した「レディガード」が製品化し喜びますが、契約した女性はとても胡散臭いです。

鳥井「逆立ちしてあかんべえしてもらいたい」→その次のカットで一夫はロケットで逆さになっている。こういう演出がとても面白いですね。

X星に到着する一夫とグレン。青色っぽいX星は見た目にも何だか不気味です。
一夫が先にX星に降り立ち、グレンがそれに続きます。
ミニチュアと合成映像の使い方がいい感じ。

ついてすぐに国旗を立てにいく一夫。他にもすることありそうですが…。
何て思っていると雷が発生。発生源はどう考えても彼ですね。

国旗を立てた一夫は自分たち以外の足跡を発見します。
グレンに報告するもグレンは連絡がとれなくなってしまいます。
そしてX星人が一夫にコンタクトをとります。明らかに人類よりも進んだ文明を持っているようです。

X星人に言われるがままに地下に入っていく一夫。
地球連合宇宙局では二人の連絡がとれないため騒然となります。
この時2人を信じている桜井博士は良い味出してます。

地下にてついに二人の前に現れるX星人。全員が同じ格好をしています。
X星人は2人に何か相談があるようです。

X星人が話をしようとしたところ「怪物ゼロ」が出現します。
「怪物ゼロ」のせいでX星人は地表に住むことはできないと言います。

「怪物ゼロ」とはキングギドラのことでした。先ほど一夫が見た雷もキングギドラの引力光線だったようです。X星人は固有名詞を付けずにナンバーで呼ぶ文化があるようで、キングギドラのことを怪物ゼロと呼んでいるようです。

キングギドラに対抗できないX星人はただただキングギドラが立ち去るのを待っているようです。
その時何故か地球人2人の周りにバリアのようなものが出現し、周りの状況が分からなくなります。
バリアが無くなったときには都合よくキングギドラいなくなっていました。
(X星人の自作自演です)

何も警戒をしていない地球人2人にX星人はキングギドラ撃退の為に「怪物ゼロワン」「怪物ゼロツー」を貸して欲しいと言い出します。
怪物ゼロワンとはゴジラのこと、怪物ゼロツーとはラドンのことを言っているようです。
(モスラのことに言及しないのはモスラだとX星人にはコントロールできないからでしょうか)

X星人はガンの特効薬を提供する代わりに怪獣二匹を貸し出して欲しいと言い出します。
X星人から地球への言付けを頼まれた一夫とグレンは地球へと帰還していきます。
それを見ながら笑っているX星人司令官…。

地球に帰還した2人はこれまでの出来事を発表します。
人類はどのような対応するか話し合います。この時に意見を出すのは医学代表と婦人代表…。←これは中級検定ではなく最上級検定に出題されそうですね。

話し合いをした人類はまずX星人に言われた通りにゴジラとラドンが生息している場所を探し出します。

場面が変わると鳥井がレディガードを契約した会社に話に行きます。
契約金が全く払われていないようです。
(この時素直に払っておけばよかった気がします…)

一夫、グレン、鳥井、ハルノの4人で話し合いとなります。
一夫は鳥井のことをまだ信用していないようです。
グレンは鳥井に応援のメッセージを残し去っていきます。
グレンのデート相手はレディガードを契約した時に現れた怪しい女性波川でした。
結局一夫は鳥井とハルノの結婚を認めず話し合いは終了してしまいました。

明神湖にはX星人に言われた通り、ゴジラがいました。
グレンは一夫を誘い出し、波川がX星人の司令官と会っていたことを伝えます。

明神湖ではゴジラをX星人が引き上げていきました。
と言うか、自分たちでゴジラの場所も分かってて、自分たちで引き上げられれるなら地球人への許可は必要だったのでしょうか。

ゴジラとラドンの扱いが地球人からすると「ちょっと迷惑な奴ら」という扱いが面白ですね。
まだこの頃は「正義の味方ゴジラ」ではなかったようです。

X星人は、わしがざわ(漢字が分かりませんでした)にいたラドンも引き上げてX星へと連れて行きます。

ガンの特効薬を受け取るために再び一夫とグレンはX星に旅立ちます。今回は桜井博士も同行します。
ゴジラとラドンもX星に連れて行かれます。

契約会社が怪しいと感じた鳥井は単身で乗り込みますが、罠にはまってしまいます。
普通なら死亡してしまうエピソードですね。

~怪物ゼロワン・ゼロツーVS怪物ゼロ~

X星に到着したゴジラとラドンはキングギドラと激突します。
この時に司令官の発言によってX星では「水は黄金より貴重」ということが判明します。

ゴジラとラドンはキングギドラと交戦の後、撤退させることに成功します。
この時に有名な「ゴジラのシェー」を見ることができます。

この隙に一夫とグレンは席を外します。そこで二人が見たものはグレンの恋人の波川でした。波川に話しかけるグレンですが、他にも同じ顔をした人間が…。X星では女性の顔は全く同じ顔となっているようです。

X星に捕まってしまう2人は司令官と「討論」となりますが、司令官に上手く逃げられてしまいます。
X星人司令官「あなたは美しい女性に憧れないか?」

ガン特効薬を受け取った一夫とグレンと桜井博士はP-1号をコピーしたロケットに乗って地球に帰っていきます。
グレン「時々は困ったやつらだが、こうなると何だか可哀そうだな」←この当時のゴジラとの関係性が出ていてこのセリフ好きです。

地球では鳥井が行方不明になったことについて、波川の元にハルノがたずねます。
映画によっては鳥井はすでに死んでいますね。

地球連合宇宙局ではガンの特効薬と言われたテープを確認しますが、そこには特効薬どころかX星人から地球人に向けた宣戦布告のメッセージが…。

この場面の直後に地球人の混乱ぶりが写真で伝えられます。この場面は覚えていなかったです。これは明らかに本多猪四郎の伝えたいメッセージがあると思います。
このすぐ後のグレンと恋人の波川の話し合いもとても悲しい場面となっています。

グレンを助けようとした波川をX星人は抹殺してしまいます。

同じころ、アメリカにキングギドラが現れたようです。キングギドラはX星人に操られていたのでした。
X星人はゴジラとラドンまでも操って3怪獣によって征服を行おうとします。

人類には24時間の猶予が与えられます。

X星人に捕まったグレンは先に捕まっていた鳥井と同じ鉄格子に入れられます。

X星人の攻撃まで15時間までとなった時に桜井博士はゴジラとラドンを取り戻そうと計画します。
「Aサイクル光線」を使いゴジラとラドンへの電波を妨害する作戦です。

グレンは波川が亡くなる前にポケットに入れてくれた手紙によってX星人の弱点が鳥井が開発したレディガードの音であることを知ります。
試しに音を出すと近くのX星人は苦しみだし、その隙にグレンと鳥井は鍵を奪い逃げだします。

このレディガードの音は普通に嫌な音です。さすがに黒板をひっかくような音ではありませんが…。
X星人は逃げ出した2人が乗っているであろう船を破壊しますが、船は囮でグレンと鳥井は泳いで逃げていきました。
「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」でも似たように主人公たちが逃げ出す場面があります。

科学に頼り過ぎた宇宙人は目の前のことしか考えなくなってしまうようですね。

計算が違ってしまったX星人はゴジラとラドンを目覚めさせて攻撃を開始します。
一般人のゴジラとラドンへの怖がり方は、未だにゴジラたちが人類の味方とは思っていないような怖がり方ですね。

ゴジラとラドンを操っている電波を妨害するために「Aサイクル光線車」が発進します。
同時に陸上自衛隊とゴジラとラドンは戦闘となります。
今回のゴジラの放射熱線は青色のものですね。

地球攻撃という割には結構な田舎を破壊するゴジラとラドン。
(そう思って観ていたらちゃんと街にもやってきました)

キングギドラも合流して3怪獣が暴れまわります。出番が無かった鬱憤を晴らすかのように破壊シーンは長くて見ごたえあります。

~人類反撃開始~

グレンたちはラジオからX星人の弱点の音を流します。
音はX星人だけでなく機械にも影響があるようで、X星人の円盤も不安定な飛行となります。

同時に自衛隊はAサイクル光線を放射します。
この時にまたまた流れますよ。この曲。

やっぱり名曲ですねぇ。

ゴジラ・ラドン・キングギドラはAサイクル光線によって洗脳が解かれて三匹とも倒れ込みます。
倒れ込む時にまたまたゴジラはシェーしてます。

三匹ともみてる方が心配になるくらい苦しんでいます。X星人には操られてその洗脳が解ける時も苦しまされて何だか可哀そうですね。

X星人は自衛隊の攻撃によって倒されます。
X星人「我々は脱出する。未来に向かって脱出する。まだ見ぬ未来に向かってな…」
意味は分かりませんが良さげに思えるセリフです。

X星人はいなくなりましたが、ゴジラ・ラドン・キングギドラは目を覚ましてゴジラ・ラドンVSキングギドラの戦いとなります。

この戦いでのゴジラはボクサーのようなフットワークで動きます。
ラドンがゴジラを持ち上げてキングギドラに突進して三匹は海に落ちていきます。

キングギドラは海から飛び上がるとそのまま宇宙へと撤退していきます。
ゴジラとラドンは姿を現しませんが、生存していることが予想されます。

一夫とグレンは桜井博士に再びX星に飛ぶことを命令されて終幕となります。
一夫(宝田明)は次作「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」では金庫破りになってましたけどね。

ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966)ネタバレあり感想【ゴジラ検定に向けて④】

2019年1月24日

まとめ

今回は怪獣大戦争を鑑賞しました。
有名なゴジラのシェーはX星と地球とで2回やっていたんですね。完全に忘れていました。

X星人が人類を植民地化しようと判明した際の人類のパニックぶりも怖い場面でした。

X星人と人類の攻防や怪獣たちが暴れまわる特撮場面も見ごたえがありましたが、グレンと波川の悲しい恋愛場面も心に残りました。

それでは次回も検定に向けて鑑賞していきます。